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生成AIを使ったリアルタイム文字起こし5選

生成AIを使ったリアルタイム文字起こし5選

議事録音声やYoutube動画の音声をワードにまとめたい場合など。

生成AIを使ったリアルタイム文字起こし5選

会議、面談、セミナー、オンライン相談――こうした場面で「話を聞きながらメモを取るのが大変」と感じる方は多いでしょう。 そこで注目されているのが、生成AIを活用したリアルタイム文字起こしです。 最近は、会議中の発言をその場でテキスト化し、あとから要点整理や共有まで行えるサービスが増えています。OpenAIのRealtime APIは低遅延のリアルタイム音声処理に対応しており、NottaやOtterは会議中の自動文字起こしと要約機能を提供しています。また、Googleドキュメントの音声入力やMicrosoft Teamsのライブ文字起こし、Zoomの字幕機能も初心者にとって導入しやすい選択肢です。

この記事では、初心者の方でも試しやすい方法を5つに絞って、どんな人に向いているか具体的な使い方注意点まで丁寧に解説します。 「まずは無料で試したい」「Zoom会議で使いたい」「自社サービスに組み込みたい」といった目的に応じて選べるようにまとめました。

1.Googleドキュメントの音声入力を使う方法

もっとも手軽に始めやすいのが、Googleドキュメントの音声入力です。 Google公式ヘルプでは、パソコンのマイクを有効にし、Google Chrome上でGoogleドキュメントを開いて「ツール」から音声入力を使えると案内しています。音声コマンドにも対応しており、特別なAIツールを契約しなくても使い始めやすいのが魅力です。

向いている人: まず無料で試したい方、1人でのメモ取り、簡易的な議事録作成をしたい方

使い方の手順:

  1. Google ChromeでGoogleドキュメントを開きます。
  2. 新しい文書を作成します。
  3. パソコンのマイクが使える状態か確認します。
  4. メニューの「ツール」→「音声入力」をクリックします。
  5. 表示されたマイクアイコンの言語設定を日本語にします。
  6. マイクをクリックして、話し始めます。
  7. 会議音声をパソコンに聞かせるか、自分が話した内容をそのまま入力していきます。
  8. 終わったらマイクをもう一度クリックして停止します。

ポイント: 操作が非常に簡単なので、機械が苦手な方でも始めやすい方法です。 ただし、話者の自動識別や高度な要約機能は限定的なので、「まずは文字にする」ことを重視する方向けです。

2.Microsoft Teamsのライブ文字起こしを使う方法

社内会議や顧客との打ち合わせでTeamsを使っているなら、Teamsのライブ文字起こしは有力です。 Microsoft公式では、会議中に「その他」から「録音と文字起こし」を選び、ライブ文字起こしを開始できると説明しています。文字起こしはリアルタイム表示され、話者名やタイムスタンプが付く場合もあります。

向いている人: 社内会議が多い方、複数人の発言を整理したい方、業務利用を重視する方

使い方の手順:

  1. Teamsで会議を開始、または参加します。
  2. 画面上部の「…(その他)」をクリックします。
  3. 「録音と文字起こし」または類似メニューを選びます。
  4. 「文字起こしを開始」をクリックします。
  5. 画面右側などに表示される文字起こしパネルを確認します。
  6. 必要に応じて会議後にトランスクリプトを保存・ダウンロードします。
  7. 重要発言を議事録に転記し、要点整理を行います。

ポイント: Teams上で完結しやすく、別サービスを増やしたくない方に便利です。 一方で、利用できるかどうかは組織の契約プランや管理設定に左右されることがあります。社内ルールも確認しておくと安心です。

3.Zoomの字幕・文字起こし機能を使う方法

Zoomをよく使うなら、Zoomの字幕機能や自動文字起こしも候補になります。 Zoomサポートでは、会議やウェビナーで字幕を表示でき、ホスト側が自動字幕や関連機能を管理できると案内しています。Zoom Roomsや関連機能ではフルトランスクリプト表示に対応する案内もあります。

向いている人: Zoom会議が中心の方、外部との打ち合わせが多い方、会議中の聞き漏らしを減らしたい方

使い方の手順:

  1. Zoomで会議を開始します。
  2. ホスト権限がある場合は、字幕や自動文字起こし関連の設定を有効にします。
  3. 参加者側はツールバーから字幕表示をオンにします。
  4. 会議中、発言内容が順次テキスト表示されるか確認します。
  5. 必要に応じて会議後のトランスクリプトや要約を確認します。
  6. 重要部分だけを抜き出して議事録にまとめます。

ポイント: 既にZoomを日常的に使っている方には導入負担が少ない方法です。 ただし、詳細機能は契約内容や管理者設定によって差が出るため、事前にアカウント側の設定確認が必要です。

4.Nottaを使ってリアルタイム文字起こしする方法

より「AIらしい便利さ」を求めるなら、Nottaは非常に実用的です。 Notta公式では、Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどに対応し、リアルタイムで文字起こしできると案内しています。会議の自動参加、文字起こし、要約、アクション整理などを1つの流れで行える点が強みです。対応言語数も多く、無料枠の案内もあります。

向いている人: 会議メモの手間を大幅に減らしたい方、オンライン会議をよく行う方、あとから共有しやすい形にしたい方

使い方の手順:

  1. Nottaのアカウントを作成してログインします。
  2. 対応する会議サービス(Zoom、Google Meet、Teamsなど)と連携します。
  3. 会議開始前にNotta Botや拡張機能、連携設定を確認します。
  4. 会議を開始すると、Nottaが自動参加または手動開始で文字起こしを始めます。
  5. 会議中にリアルタイムのテキスト表示を確認します。
  6. 会議終了後、全文の見直し、要約確認、共有リンク発行を行います。
  7. 必要なら議事録や顧客対応メモとして整理して保存します。

ポイント: 単なる文字起こしだけでなく、会議後の整理まで含めて効率化したい方には特に相性が良いです。 「聞くことに集中し、メモはAIに任せる」という形を作りやすい方法です。

5.OpenAI Realtime APIを使って自社向けに構築する方法

少し中級者向けですが、将来的に独自サービスへ組み込みたいなら、OpenAI Realtime APIも有力です。 OpenAI公式ドキュメントでは、Realtime APIは低遅延の音声・テキスト処理に対応し、リアルタイム音声文字起こしにも使えると説明しています。つまり、会議アプリ、相談窓口、オンライン面談システムなどに組み込んで、自社専用の文字起こし環境を作ることができます。

向いている人: 自社サービスに組み込みたい方、開発者と連携できる方、独自の相談・面談システムを作りたい方

導入の流れ:

  1. OpenAIの開発者アカウントを用意します。
  2. APIキーを取得します。
  3. Realtime APIの公式ドキュメントを確認します。
  4. マイク入力を送信する簡単な試作プログラムを作ります。
  5. 音声をリアルタイム送信し、返ってくるテキストを画面表示します。
  6. 必要に応じて話者区分、保存機能、要約機能を追加します。
  7. 社内利用や顧客対応に合わせてUIを整え、本番運用します。

ポイント: 初心者がいきなり一人で構築するのは少し難しいですが、外部の開発者と組めば大きな可能性があります。 特に、行政書士相談、財務相談、面談記録など、決まった流れのある業務では非常に相性が良いでしょう。

どれを選ぶべきか

結論として、最初の一歩ならGoogleドキュメント、業務会議中心ならTeamsやZoom、会議の効率化まで含めるならNotta、自社独自の仕組みを作るならOpenAI Realtime APIがおすすめです。

  • 無料で試したい: Googleドキュメント
  • 社内会議で使いたい: Microsoft Teams
  • Zoom会議で手軽に使いたい: Zoom
  • 要約や共有まで効率化したい: Notta
  • 独自サービスに組み込みたい: OpenAI Realtime API

導入時の注意点

リアルタイム文字起こしは非常に便利ですが、個人情報・機密情報の扱いには十分注意が必要です。 会議参加者に事前に「文字起こしを行います」と伝える、保存先を限定する、不要データは消す、といった基本を徹底しましょう。 また、AIの文字起こしは完璧ではないため、固有名詞、数字、専門用語は最後に人の目で確認することが大切です。

まとめ

生成AIを使ったリアルタイム文字起こしは、単なる便利機能ではありません。 うまく使えば、聞くことに集中できる記録漏れを防げる会議後の整理が早くなるという大きな効果があります。 特に、相談業務、面談業務、顧客対応、社内会議が多い方にとっては、時間の節約だけでなく、仕事の質そのものを底上げしてくれる道具になります。

はじめから難しい方法を選ばなくて大丈夫です。 まずは一番始めやすいものを一つ試し、「これは使える」と実感してから次へ広げていくのが成功の近道です。 生成AIは、正しく使えば、忙しい現場の心強い補佐役になってくれます。

行政書士中川まさあき事務所

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