検索窓とはまったく違う!
生成AIの本当の力を引き出す「プロンプト」の基本とコツ
■ プロンプトは“単なる質問文”ではなく、AI活用の設計図
ChatGPTをはじめとする生成AIが一気に広がり、多くの方が「便利らしい」と耳にしながらも、実際には「思うように使いこなせていない」場合も多いのではないかと感じています。 その大きな理由は、 生成AIの文字入力欄の窓を、検索エンジンの窓の延長として扱ってしまっているためです。
生成AIは本来、あなたの目的に合わせて新しい情報を創り出す存在です。 その力を最大限に引き出す鍵こそが「プロンプト」です。
プロンプトは単なる“入力欄”ではありません。 あなたの意図・背景・目的をAIに伝えるための設計図なのです。
■ なぜ“検索の感覚”では上手くいかないのか
検索エンジンは「既存情報の中から答えを探す」。 一方で、生成AIは「あなたの目的に合わせて答えを創る」。 この違いが分かっていないと、AIが返してくる内容が浅く感じるのは当然です。
さらに、AIはあなたの意図を完全に理解しているわけではありません。 だからこそ、 初回のプロンプトだけでは理想の結果に届かないことがよくあります。
これはAIが劣っているのではなく、 「あなたの求める方向性をまだ十分に理解できていない」だけです。
■ AIとの対話は“すり合わせの積み重ね”
生成AIを使ううえで、もう一つ大切なポイントがあります。
求めたい結果と微妙に違うものが返ってきた時に、追加のプロンプトで修正することがとても重要だということです。
たとえば、
- 方向性が少し違う
- 色合いや雰囲気がイメージとズレている
- 内容が浅い、詳しすぎる、硬すぎる
- 対象者に合っていない
こうした“ちょっとしたズレ”は、追加の指示(追いプロンプト)でどんどん修正できます。
「ここを柔らかめにして」「もっと専門家らしく」「対象は初心者向け」「もっと簡潔に」 ──このような調整を重ねていくと、AIはあなたの求めるアウトプットに驚くほど近づきます。
つまり、プロンプトは“1回書いて終わり”ではなく、AIと対話しながら作り込んでいくものなのです。 この感覚を理解できると、生成AIは一気に使いやすい存在になります。
■ プロンプトで仕事の質は劇的に変わる
行政書士としての立場から見ても、プロンプトの使い方は業務効率や成果に直結します。
たとえば、プロンプトを活かすと次のような変化が起こります。
- 調べものにかける時間が1/5に
- 文章作成(ブログ・SNS・通知文等)が圧倒的に速く
- 補助金申請などの下書きが数分で生成
- 顧客に寄り添った説明文を整えやすくなる
- 構想や企画の整理をAIが一緒にしてくれる
AIの力があなたの経験・知識と掛け合わさることで、仕事の質が確実に上がります。
■ 良いプロンプトの4つの共通点
成果を出すプロンプトには、次の4つが必ず含まれています。
- 目的を明確にする
- 前提条件や背景を伝える
- AIに役割を与える
- 出力形式を具体的に指定する
この4つが揃うだけで、AIの回答の質は驚くほど向上します。 特に初心者の方ほど効果が大きく、 「AIってこんなに使えるんだ」と実感されることが多いです。
■ 今日から使えるプロンプト例
この形は誰が使っても効果的です。
【あなたの役割】講師として
【目的】○○の説明文を作りたい
【前提条件】対象は初心者で、背景は△△
【出力形式】箇条書きで5つ
【制約】柔らかい文章で
ここに“微調整の追いプロンプト”を重ねていくことで、AIはあなたの意図をさらに深く理解するようになります。
■ ≪ご案内≫ 令和7年12月6日(土)初心者向け生成AI講習会を開催します
今回の記事でお伝えしたような、 AIとの対話(追いプロンプト)でズレを修正する方法や、 プロンプト設計の実践テクニックについて、 令和7年12月6日(土)午後1時〜 あいぱーく今立で開催する初心者向け生成AI講習会の第2部で、さらに詳しくご紹介いたします。
・AIをまだ触ったことがない方 ・使ってみたけれど上手くいかなかった方 ・仕事に活かす具体的な方法を知りたい方
そんな方にこそ、ぜひ参加していただきたい内容です。 その日からすぐに仕事に活かせる実践例や、 「こうすれば思いどおりの結果が返ってくる」というコツも丁寧にお伝えします。
お時間のある方は、どうぞお気軽にご参加ください。(受講無料)
AIがあなたの力強い相棒になる、その第一歩を一緒に踏み出しましょう。(お電話によるお申込み、こくちーずからのお申込み、お問合せからのお申込みいずれかによりご予約下さい。)
行政書士中川まさあき事務所(福井県越前市)
