武士は食わねど高楊枝|ある行政書士のつぶやき
武士は食わねど高楊枝
――それ、今の私(そして社長さん)の話です
特定行政書士・中川正明
こんにちは。
特定行政書士の中川正明です。
今日は1月6日。
正月気分も抜けきらないまま、
現実と静かに向き合っている頃ではないでしょうか。
私はというと――
はい、今年も胸を張って言えるほど、順風満帆ではありません。
武士は食わねど高楊枝
この言葉、最近やけに身に染みます。
腹は減っている。
でも「減ってます」とは言わない。
なんなら、ちょっと余裕ありそうな顔をしてみせる。
……これ、完全に今の私です。
士業としての行政書士は稼がねど、名刺だけは一丁前
正直に書きます。
- 士業としての行政書士としては、まだ発展途上
- 現在も兼業で、組合勤めに助けられている身
- 将来の見通しは、決して明るいとは言えない
それでも名刺には、
「行政書士」
と、しっかり書いてあります。
これは見栄か?
ええ、半分は見栄です。
でも、もう半分は、
自分に対する言い聞かせです。
これ、社長さんの姿とそっくりじゃありませんか
ここで、ふと思うのです。
この感じ、
社長さんとそっくりだな、と。
- 資金繰りは楽じゃない
- 先の見通しは霧の中
- でも「厳しい」とは簡単に言えない
それでも社長さんは、
「何とかなる」
「まだ手はある」
「大丈夫だ」
と、今日も高楊枝をくわえる。
私が偉そうなことを言える立場ではありません。
むしろ、同じ楊枝をくわえている側です。
かっこつけているけど、何もしていないわけじゃない
武士は、高楊枝をくわえながらも、
裏ではちゃんと刀を研いでいた――
そう信じたいところです。
私も、胸を張れるほどではありませんが、
- 数字から逃げない
- 現実を直視する
- 中途半端な助言はしない
そのあたりだけは、
自分なりに守っているつもりです。
社長さんも、きっと同じでしょう。
だから今年は、少しだけ力を抜いて
もし今、
- 一人で抱え込んでいる
- 弱音を吐く場所がない
- 高楊枝がそろそろ苦しい
そんな状態なら、
無理に立派に見せなくてもいいと思います。
武士も、社長も、士業も、
腹が減るときは減る。
私は、答えを出せる人間ではありません。
成功者でもありません。
ただ、
同じように空腹で、
同じように考え込んでいる人間です。
今年は、
楊枝をくわえたままでもいいので、
一歩ずつ、前に進ければ十分ではないでしょうか。
