今から30年以上も前のことですが、助っ人で参加した当時のバンドの音源が残っておりました。当時僕は一時はバンドで飯を喰うことを夢見て、別の4人組のフュージョン系のバンド活動に励んでおり、身の程知らずのリズム感がないドラマーとして有名でしたが、メンバーがいないとかで助っ人でこちらのバンドにも参加することになり、とあるサウンドコンテストに予選通過したときの作品です。大会のステージには、デーモン小暮さんがゲストで来場し、聖飢魔Ⅱとして確か3,4曲だったと思いますがライブで披露し盛り上がったのを覚えています。コンテストは聖飢魔Ⅱの前座的な形で始まりました。こちらの出演メンバーは、同級生3人とひとつかふたつ年上の友達3人の合計6人のメンバーでした。残念なことにボーカルを担当していた同級生の彼は、若いころ既に他界してしまいましたが、他のみんなは元気でやっているのでしょうか。時の流れは速いもので、随分、みんなお互い年を重ねたものです。すべてが懐かしいです。僕たちの世代は、夏へのあこがれが他の世代とは格段につよかったといえる世代だけあって、それを反映している曲と言えるかもしれませんね。いい曲を作って歌ってくれた友達にありがとうと感謝したいです。そして、当時のメンバーのみんなも、こんな僕を誘ってくれてありがとう!これからも、お互い、ばんばりましょう!
あの頃は、現実が、「永遠の
嘘をついてくれ」ていたのかもしれないし、現在も、「永遠の嘘をついてくれ」ていたのかもしれないし、過去が「永遠に嘘をついてくれ」ているのかもしれないし、また、嘘こそが真実なのかもしれない。吉田拓郎さんと、中島みゆきさんが歌う「永遠の嘘をついてくれ」では、嘘の中から真実をみいだそうとする力や、嘘をそのまま受け入れようとする人間をうまく描写しつつ、本質を問うようなところがあります。自分に立ち返れば、思い出というものは、「永遠の嘘をついてくれ」ているのかもしれないからこそ、ありがたい気持ちが倍こみ上げてくるものなのでしょう。
それにしても、今日は、摩訶不思議な日になりました。この懐かしい音源に触れていたら、先ほどは、金融機関勤務時代の友人から、同僚、先輩同僚が集合しての飲み会の開催予告の電話がありました。どうして、ひょんなことで何十年も前のことを考えたり、長年連絡がなかった友人から突然連絡がくることになるのか、ほんとうに不思議で、なつかしい時間となりました。
そして、まだまだ、がんばろうと再確認した日。勇気づけられた一日になりました。ありがとう!