本日は、令和6年度行政書士試験の本試験が行われました。受験生の皆様、大変お疲れ様でした。自己採点の結果、ほぼ合格が確定した方は、本当におめでとうございます。今までの苦労に対し自分を褒めて頂きたいと思います。また、自己採点の結果、点が思わしくない方に関しましては、私も昨年受験した経験があるので、お気持ちはよくわかります。おそらく、脱力感、疲労感はとてつもなく大きく、声もかけられない程のものかもしれません。今日は、ぜひゆっくり休んで頂きたいといいたいところではありますが、私の場合もそうでしたが、ゆっくり休む余裕すらなく、また、眠ることもできないというのが本当のところだと思います。そして、そのような心境を保ったまま、明日からまた日常生活が始まりますので、それに備えなければならないというのが一番つらいことだと思います。しかし、万が一、立ち直れないほどの傷を負ったとしても、しばらく溺れないように地面を這いつくばってでも呼吸を確保し、次のチャンスを信じて体力回復に集中して頂きたいと思います。受験生の方々に対しては私も心から尊敬致します。そして、私も一昨年がそうでしたが、記述で不合格が確実となったのを受け、続けて挑戦しようという気持ちになるまで、相当の期間を要したのが思い出されます。傷がいえる迄それくらい長い時間を要したのです。それでも、何とか再出発して今日に至っています。
下記のように解答速報会がネットで開催されていますが、その中で、ある講師の先生が注目すべきコメントをされておられました。今まで勉強してきた過程、苦労してきたことは、それは結果が合格であれ不合格であれ、自分にとってとてつもない財産となっていることは間違いないことです。自信と誇りを持ってくださいという主旨の内容でした。私はこの言葉を聞いた時、その重みと人の生き方の真髄がよく伝わる言葉だなあと深く感動しました。それは、他の全てにも共通するものであり、法律を扱う私達へのかけがえのないエールと感じたのです。
受験生の皆様、ほんとうにお疲れ様でした。
【2024行政書士試験 解答速報】
記述44においては、多くが2つの取消訴訟としていますが、1つの取消訴訟をあげている解答も当初ありました。さらに、2つの取消訴訟をあげている解答も、「又は」と「及び」で解答が分かれいるという点は今後どう修正されるか注目すべき点です。また、34問の解答も割れていますので、こちらにも注目です。