新人行政書士開業時  会計ソフト導入例

 行政書士事務所を開業したばかりの時は何かと経費がかかり、なかなか軌道に乗るまでは有料の会計システムに手が出せないというのが現実です。そこで今日は、私のような行政書士開業をされたばかりの方向けに軌道に乗るまでの間のつなぎとしても利用できる会計ソフトのご紹介をさせていただきますので、よろしければ参考にしてください。あくまでも、無料版ですので何かと制約があります。手持ちの資金に余裕のある方は有料版に移行するか、他社のさまざまな会計ソフトの活用を比較検討されることをお勧めします。また、行政書士は法律により税務に関するご相談は承ることができないため、消費税のことやインボイス制度のことなど税務のことは税理士先生に相談してすすめるようにする必要があります。ここでは、会計記帳を無料版会計ソフトで対応し、BS/PLを完成させるところまでを前提としています。

フリーウェイ経理】と検索してホームページへ進みます。下記のホームページが表示されます。(ウィンドウズのみ対応)(mac非対応)

内容をよく読んだうえで、あくまでも自己責任で進めて頂くのが前提です。

(TOPページから下へスクロールすると下記のような区分が表示されます)

 【無料版ユーザーになる】を選択します。

【申込事項入力画面】により必要事項を入力します。

 

【ダウンロード画面】上記の必要事項を入力して確認画面へすすみ送信をすると以下の画面が表示されます。

          

確認後、【プログラムのダウンロードはこちら】をクリックするとダウンロードがはじまります。

ダウンロードが終わったら、凍結ファイルを解凍してインストールします。

インストールが終了すると、デスクトップにアイコンができており、ダブルクリックで立ち上げると以下の画面が表示されます。

事務所名などの入力設定を完了させます。

データ入力から、預金や現金出納帳などの動きなどを入力していくことで、最終的に決算書を作成することが可能となっています。この入力のためには、簿記などの基礎的な知識は必要です。

以上、無料版の会計ソフト導入例でした。開業1年目の小規模個人事業者向けの簡素なものを前提にした導入例となっています。規模の大きな事業所の方にはあまり参考にならないかもしれませんのでご了承ください。

会計ソフトには、「Freee」「弥生」「勘定奉行」「ミロク」「FX4クラウド」「大蔵大臣」「JDL」他様々なものがありますので、ご自分の事業規模や業態にあったものを選定することになりますが、予め、税理士先生によく相談する方がいい選択をできることに繋がります。また、最近では、クラウド化や業務間連携もすすんできていることから、コストやセキュリティ面での比較検討も企業にとっては課題となっています。

行政書士中川まさあき事務所