私は、普段からよく使う生成AI は、マイクロソフトのCOPILOThttps://www.bing.com/)やチャットGPT(ChatGPT)ですが、今のところCOPILOTの無料版でほぼ事足りている状況で、有料版をまだ使用していません。最近になってようやくチャットGPTを有料版にUPした程度です。このことは、GPT本来の機能を十分使い切っていないということになります。というのは、無料版と有料版では機能面で、また、時間の短縮という点でも格段の差が生じるからです。GPTが話題に上ってから早いもので1年以上経過しましたが、世の中においてもこの1年で相当な格差が生じているといわれています。GTP分野に限らず、電子契約や電子署名などの分野もその例外ではありません。COPILOTの有料版では、既存のエクセルやワードファイル、パワーポイント、メールなどを使い、作業を短縮させたり様々な提案をしてくれて、その可能性は無限に広がっています。また、有料のチャットGPTでは、自分でカスタマイズして独自のチャットGPTを生成できるようになっています。時代を振り返ると、ウインドウズ95に始まり、ポケベル、PHSが携帯にとって代わり、携帯がガラケイからスマホになり、様々なタブレットが登場したりと、時代のスピードは思うより相当早いのに、スタートが少し遅れるというのが私のパターンでした。この性格を反映して、COPILOT登場当初は、検索エンジンと同じような使い方をして満足していたぐらいです。これでは、根本的に使い方を誤っていることになります。ここでは、無料版COPILOTで、ブログの記事にあった画像を生成してもらい、ブログにUPするという事を例に手順を示してみたいと思います。
【生成AIを使った画像生成】
①マイクロソフトのCOPILOT(https://www.bing.com/)にアクセスします。
②一番下段の、なんでも聞いてください。のメッセージの上に、「ブログ記事タイトル「GPT、無料版と有料版の違いはどの程度か」について、記事にあったオフィスの画像を生成してください。」と入力します。
③画像が自動生成されますので、気に入った画像をクリックして選択します。
④選択した画像が開きますので、右側のダウンロードをクリックして画像を保存します。
⑤ブログ記事にその画像を挿入して完成です。
無料版ではクオリティに限界があるかもしれませんが、より以上のものを求めるなら有料版をお勧めします。
ここで、大切なのは、タスクの整理と、命令の仕方です。この分野の専門家がいるくらい重要なことになるようです。自分の実現したいことを的確に、簡潔に指示する力が必要なのです。でも、慣れてくればなんてことはありません。
この基本的なやり方を応用すれば、あるメールの相談に対する返信文章を提案してもらったり、さらに、有料版へと意欲的にすすめば、このエクセルデータを分析してプレゼン案の作成してとか、この過去のデータから将来の売上予測して、などといったさらに高度なこともできることになります。まずは、簡単なことから初めて、近く起こりうるあるいはすでに起こっている大きな事務変革に備え、構想をねるのもいいのではないでしょうか。