

推定樹齢150年超、地元小学校校庭の桜(令和7年4月9日撮影)
その姿は私達に希望と勇気を与えてくれます。そして、時を忘れて誰もが心を奪われいつまでも傍にいたいと思うのです。私も、また今日から力強く歩んでいきたいと誓い、前へと進んでいくことができます。ありがとう!
思えば、この桜の木は、50年前私が小学校に通っていた頃、なにかにつけ「桜の木の前に集まりなさい。」というような先生や放送部の校内アナウンスが頻繁にあったということもあり、いつも学校生活の中心にあったという感じでした。桜の幹を中心としたところに視点がいつもあったという感じに記憶しています。ちょうどその当時は、学校創立100周年記念事業なるものがあり、やたらと草取りや作業に追われていたと記憶しています。タイムカプセルを埋めたりしたのもこのころだったと思います。この桜の木がこの学校創立の時に植樹されていたとすれば樹齢もちょうどその年数と一致するということになります。いつまでも元気で、来年も再来年も満開の花を咲かせてほしいと願っています。
さて、世の中においては新年度が始まったばかりですが、コメ不足、運転手不足、物価高騰、為替の乱高下、アメリカの関税問題、株価の乱高下、そして終わりの見えない戦争と、何やら雲行き・先行きが怪しい感じがしている今日この頃です。また、山火事も至る所で発生しました。長野、岡山、長崎と大規模山火事が記憶が新しい間に立続けに発生したという感じで、報道を見聞きしていても再放送かと思ったら、また新たな山火事ということで驚かされた方も多いと思います。
このように、現実的な世の中に生きていくことに関し、誰でも様々な悩みが生じます。しかし、一方ではそれらをいつの時も必死に支え、あらゆる角度からあらゆる対応をしていただける方が現実に存在することも事実で、さらにはそれらの方を更に支える方の存在も忘れてはならず、それは永遠に受け継げられていくかの如くです。そしてそれは桜の花のような存在と重なります。どんな時代にあっても、いつも微笑み、前を向いて、時には手を差し伸べ、時には力強く・・・・